Content
1. IPA (International Phonetic Alphabet)
2. POWER Reading Materials
3. Classroom Management Materials
IPA(International Phonetic Alphabet) 国際表音記号をマスターすることにより、発音をする際の articulation, enunciation (滑舌、明瞭さ)をいっそう高めることができます。
「正しい」j発音、「native-like」な発音を目指すのではなく、 "pronunciation with intelligibility" 誰にとっても「わかりやすい発音」を身につけることができるよう児童生徒を指導しましょう。
個々の音韻や音素に注目するのではなく、メッセージを伝えるためのセンテンスストレスや、感情を適切に表現するためのイントネーションのルール(文法・音法)をしっかりと身につけ演示(demonstrate)することができるよう訓練しましょう。
児童生徒に音を「聞かせる」だけではなく、目標の音を調音している際の口の形や舌の位置を「見せる」ことが求められます。
すなわち、聴覚的に音を認識させるだけではなく、視覚的に音をとらえさせるための生きた教材となることが大切です。
POWER Reading の目的は、教員の音読により、児童生徒が学習内容に興味を示し、内容理解を深めることができるような、児童生徒のアクティブ・リスニングを可能とする、音読方法を身につけることです。
そのためには、常に聞き手を意識したリーディングの方法を心がける必要があります。そこで本講座では、児童生徒の発達段階や学習段階に配慮しながら、各センテンスを
sense group (意味単位)毎に区切り pausing を置きながらナチュラル・スピードで読む訓練を行います。
どれだけ英語運用能力が優れている教員でも、クラスルーム・マネジメントに対する理解やスキルがなければ、効果的なティーチングを行うことはできません。
ソロ・ラーニング、ペア・ワーク、グループ・ワーク、ホールクラス・インタラクション、アクティブ・ラーニング等、様々な学習形態や学習内容に対応した "supportive classromm climate" (支持的風土)を醸成するために必要なスキルや教育方法を研修するための教材が収録されています。