RESOURCE-Box 5

QUICK STUDY Music Series (1-4)

  • クイックスタディ・ミュージック・シリーズ(QUICK STUDY Music Series)では、これまで世界各地で伝統的に歌い継がれてきた子守歌(nursery songs)やマザーグーズなどの伝承童謡集(nursery rhymes)で使われているポピュラーなメロディーや旋律を用い、早期英語教育段階で求められる英語音声の認識と再生能力を育成するための学習教材が掲載されています。
  • クイックスタディ・ミュージック・シリーズ(QUICK STUDY Music Series)で提供されている音源は、歌付きバージョン、カラオケバージョと、スローバージョンの3種類です。学習目的に合わせ、使い分けてください。
  • 教材は音声付きのpdfファイルで提供されています。pdfファイル上の再生ボタンをクリックすると音声を再生することができます。
  • ご利用のパソコンやタブレット、スマートフォンでpdfから音声の再生ができない場合は、サウンドファイルをクリックし、別途再生してください。
  • In this RESOURCE-Box, materials for learners to recognize English sound and pronunciation and exercises in articulation are provided.
  • QUICK STUDY Music Series 1-4 are designed for children in the lower classes at school to acquire English sound system based upon traditonal nursery songs and rhymes such as Mother Goose, etc. Familiar melodies and catchy tunes enable learners to repeatedly hum songs subconscioulsy. It is also advisable to change the lyrics and words in each song to meet specific learning/teaching goals.
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  • QUICK STUDY Music List 収録教材(曲)一覧
    1. Hello Song 「こんにちは!の歌」
    2. Good-bye Song 「さようなら!の歌」
    3. ABC Steps 「ABCステップス」
    4. ABC Song 「ABCの歌」
    5. Takoyaki Brothers 「たこ焼き兄弟(基数編)」
    6. Takoyaki Order 「たこ焼き兄弟(序数編)」
    7. Weather Song 「お天気の歌」
    8. I like English 「英語がすき」
    9. Bingo likes ..... 「ビンゴのお気に入り」
    10. Everybody. Listen up! 「注目!」
    11. 曜日の歌
    12. 月の歌
    13. Fan Club Song 「ファンクラブ・ソング」
    14. Number Song 「数字の歌」
    15. Fiftenn Bottles of Milk 「15本の牛乳(数え歌)」
    16. Four Seasons 「季節の歌」
    17. Color Song 「色の歌」
    18. If You Are Happy 「幸せなら手をたたこう!」
    19. Stretch! Stretch! 「ストレッチ(準備体操)の歌」
    20. Book, Pen, Desk, Chair 「これは何?」
    21. What time Is It? 「今、何時?」
    22. Who's She? Who's He? 「彼女は・彼はだれ?」
    23. What Day Is Today? 「今日は何曜日?」
    24. What Do You Like? 「好きなものは?」
    25. We Can Spell It! 「書けるよ、読めるよ、言えるよ!(復習の歌)」
    26. This Is My Family 「家族紹介の歌」
    27. What Did You Do Yesterday? 「昨日何したの?」
    28. What Will You Do Tomorrow? 「明日何するの?」
    29. Whatcha Gonna Do Today? 「今日何するの?」
    30. Whats's Everyone Doing now? 「みんな、何しているの?」
    31. BINGO 「ビンゴの歌」
    32. Twinkle Twinkle Little Star 「きらきら星の歌」
    33. She'll Be Coming Round The Mountain 「彼女が山からやってきた!」
    34. This Old Man 「このおじいさん(数え歌)」
    35. Here We Go Round The Mulberry Bush 「桑の木の周りを回ろう!」
    36. Old MacDonald Had a Farm, E I E I O (short version) 「マクドナルド爺さんの農場(ショートバージョン)」
    37. Old MacDonald Had a Farm, E I E I O (longer version) 「マクドナルド爺さんの農場(ロングバーション)」
    38. Rhythm Chants

    「Hello Song」
    授業のはじまりのグリーティング・ソングやウォーミングアップ・ソングとして使える定番の歌です。ペアーで元気よく体で歌の内容を表現しながら、授業に対するレディネスを高めることができます。
     Hello Song(歌付きバージョン)
     Hello Song (カラオケバージョン)
     Hello Song(スローバージョン)
  • 「Good-bye Song」
    授業のおわりのグリーティング・ソングやクーリングダウンとして使える定番の歌です。クラス全体でさよならのあいさつをし、次の授業や活動へスムーズに移行させましょう。
     Good-bye Song(歌付きバージョン)
     Good-bye Song(カラオケバージョン)
     Good-bye Song(スローバージョン)

  • 「ABC Steps」
    アルファベットの音(名前)と順番を学習するための軽快な曲です。
     ABC Steps(歌付きバージョン)
     ABC Steps(カラオケバージョン)
     ABC Steps(スローバージョン)

    「ABC Steps」は、簡単なステップを踏みながら歌うと効果的です。
    "Take/Move seven steps forward!" 「7歩前進!」7歩前進しながら "ABCDEFG"を歌う。
    "Take/Move seven steps backward!" 「7歩後退!」7歩後退しながら "HIJKLMN"を歌う。
    "Take/Move three steps to the right!" 「3歩右に移動!」3歩右にクロスステップしながら "OPQ"を歌う。右足からステップを始める。
    間髪を入れず、"Clap and kick!" 「手拍子とキック!」クロスステップの最後に1拍手、左足で1キック。
    続いて、
    "Take/Move three steps to the left!" 「3歩左に移動!」3歩左にクロスステップしながら "RST"を歌う。左足からステップを始める。
    間髪を入れず、"Clap and kick!" 「手拍子とキック!」クロスステップの最後に1拍手、右足で1キック。
    続いて、
    "Jump up seven times!" 「7回ジャンプ!」その場で7回ジャンプしながら"UVWXYZ"を歌う。"W"の発音は2音節となるので、"W"を発音しながら2回ジャンプする。


  • 「ABC Song」
    アルファベットの音(名前)と順番を学習するための伝統的な歌です。
     ABC Song(歌付きバージョン)
     ABC Song(カラオケバージョン)
     ABC Song(スローバージョン)

    伝統的なABCの歌の歌い方は、"LMNOP"を連続させ早口で歌います。そのため、"LMNOP"の部分が「エレモノピ」のように聞こえてしまいます。クイックスタディ・ミュージック・シリーズでは、歌いやすくするために、"OPQRSTUVWXYZ"の文字を一つひとつ区切りながら歌う方式に変更しています。


  • Takoyaki Brothers
    数(数字:基数と「~番目」を表す序数)を学習・定着させるための歌が2曲収録されています。(音声付きpdfファイル)
    歌の内容は「たこ焼き」の数え歌です

     Takoyaki Brothers(数字歌付きバージョン)
     Takoyaki Brothers(数字カラオケバージョン)
     Takoyaki Brothers(数字スローバージョン)

    「Takoyaki Brothers」は、数字を学習するための数え歌です。歌える数字は1から10までの小さな数字だけではなく、100以上の大きな数字を使っても、また、どの数字から歌い始めても歌うことができます。
    歌詞の"Takoyaki brothers"(たこ焼き兄弟)を"Takoyaki sisters"(たこ焼き姉妹)や"Takoyaki friends"(たこ焼き友だち)などに替えて歌ってみましょう。


  • Takoyaki Order
    たこ焼きを数えながら数を学習するための曲です。
     Takoyaki Order(序数歌付きバージョン)
     Takoyaki Order(序数カラオケバージョン)
     Takoyaki Order(序数スローバージョン)

    不規則な変化をする"twelfth"(12番目)までは、単語の綴りも視覚的に含めて重点的に練習しましょう。
    歌詞の"Takoyaki brother"(たこ焼き兄弟)を"Takoyaki sister"(たこ焼き姉妹)や"Takoyaki friend"(たこ焼き友だち)などに替えて歌ってみましょう。
    序数で表現する場合には、"-brothers"のように複数形を用いないことを音声的に認識することができるように指導しましょう。
    また、"-th"の音が日本語の「ス」ではないことを、耳と発音をする際の口の形から感覚的に感じ取らせましょう。

  • Weather Song
    毎日のお天気と学校で勉強する教科・科目名を学習するための曲が収録されています。
     Weather Song(歌付きバージョン)
     Weather Song(カラオケバージョン)
     Weather Song(スローバージョン)

    「Weather Song」は、日常的に使える6つの気象状況を歌で表現したものです。"sunny"(晴れ)、"cloudy"(曇り)、"rainy"(雨)、"windy"(強風)、"stormy"(嵐)、"snowy"(雪)を体で表現しながら歌うと効果的です。
    クラスを2つに分けたり、ペアーで、質問する側と答える側が掛け合いながら歌うと効果的です。
    また、お天気の様子を「音」から類推してみることにも挑戦してみてください。

    「お天気の音」
     Sunny
     Cloundy
     Rainy
     Windy
     Stormy
     Snowy

  • I like English
    好きな教科を英語で歌ってみよう。
     I like English(歌付きバージョン)
     I like English(カラオケバージョン)
     I like English(スローバージョン)

    毎日学校で勉強する教科や科目名を歌に乗せて学習することができる教材です。教科内容を体で表現しながら歌うと効果的です。"social studies"(社会)、"music"(音楽)、"English"(英語)、"math"(算数)、"Japanese"(国語・日本語)、"P.E."(体育)、"science"(理科)、"art"(美術)以外にも、小中学校で学ぶ科目名や学校の時間割に入る予定等に入れ替えて歌ってみましょう。
    "home economics"(家庭科)、"calligraphy"(書道)、"moral education"(道徳)、"I.S (a period for integrated studies)"(総合的な学習の時間)、"drawing and handicrafts"(図工)、"socioenvironmental studies"(生活科)、"club activities"(クラブ活動)、"meeting"(委員会)、"school lunch"(給食)、"cleaning"(そうじ)等。


  • Bingo Likes .....
    「ビンゴの歌」の替え歌で、自分の好きなものを入れて歌います。2曲目はクラスルーム・マネジメント用の歌です。
     Bingo Likes .....(歌付きバージョン)
     Bingo Likes .....(カラオケバージョン)
     Bingo Likes .....(スローバージョン)
    「Bingo Likes .....」は、「ビンゴの歌」の替え歌で、"Bingo likes ....."の後に自分の好きな名前ものや友だちの好きなことなどを入れて歌ってみましょう。また、"Bingo"の替わりに自分の名前や友だちの名前を使ってみましょう。

  • Everybody. Listen up!
    「みんな、聞きなさい!」
     Everybody. Listen up!(歌付きバージョン)
     Everybody. Listen up!(カラオケバージョン)
     Everybody. Listen up!(スローバージョン)

    毎日の授業中に守らなければならないクラスの約束事(クラスルーム・ルールズ)を歌にしたものです。
    先生や友だちの話をよく「聞く」(Listen!)、よく「見る」(Watch!),人が話し始めたら「静かにする」(Be quiet!)という3つのルールが示されています。
    元気な声で"Yes. We can!"(はい!できます!)と返事をしましょう。
    授業中によく使われるそのほかの表現や指示に置き換えて歌ってみましょう。
  • "Copy me."(まねをしてください)
  • "Say 'Thank you.'"(「ありがとう」といいましょう。)
  • "Say 'Please.'"(おねがいをしましょう。)
  • "Say 'Yes.' or 'No.'"(イエス・ノーをはっきりと言いましょう。)
  • "Use our names."(お互いを名前で呼び合いましょう。)
  • "Listen to me."(私に注目して下さい。)
  • "Write it down."(書いてください。)
  • "Speak it out."(話してください。)
  • "Read it out."(読んでください。)

  • 曜日の歌(語呂合わせ punning)
    曜日の歌(語呂合わせ punning)(音声付きpdfファイル)
    日曜日から土曜日までの英単語の最初の音と、日常的な出来事やものを「語呂合わせ」によりリンクさせ、覚えやすくした歌です。体を使ってそれぞれの意味を表現しながら歌うと効果的です。
     曜日の歌(語呂合わせ)(歌付きバージョン)
     曜日の歌(語呂合わせ)(カラオケバージョン)
     曜日の歌(語呂合わせ)(スローバージョン)

    この曲は語呂合わせの歌詞に特色があります。
    「日曜、お日様、サンサン、Sunday」
    「月曜、やる気が、マンマン、Monday」
    「火曜、ねずみが、チューチュー、Tuesday」
    「水曜、ずっこけ、ウェーンウェーン、Wednesday」
    「木曜、ブンブン、蚊が、刺(サ)す、Thursday」
    「金曜、おかずは、天ぷら(フライ)、Friday」
    「土曜、ようやく、嵐が(去った)、Saturday」


  • 月の歌(語呂合わせ punning)
    月の歌(語呂合わせ punning)(音声付きpdfファイル)
    1月から12月までの英単語の最初の音と、各月を代表するイベントや行事などを「語呂合わせ」によりリンクさせ、覚えやすくした歌です。体を使ってそれぞれの意味を表現しながら歌うと効果的です。
     月の歌(語呂合わせ)(歌付きバージョン)
     月の歌(語呂合わせ)(カラオケバージョン)
     月の歌(語呂合わせ)(スローバージョン)

    この曲は語呂合わせの歌詞に特色があります。
    「1月、お金が、ジャリジャリ(ジャンジャン)、January」
    「2月、北風、ヒューヒュー、February」
    「3月、三匹コアラが、March」
    「4月、元気に、エイエイ、April」
    「5月、羊が、メェーメェー、May」
    「6月、梅雨です、ジュメジュメ、June」
    「7月、そうめん、ジュルジュル、July」
    「8月、祭りで、オーオー、August」
    「9月、いもほり、セッセと、September」
    「10月、月見で、ダンゴを(置く)、October」
    「11(月)、寒いの、ノーノー、November」
    「12(月)、サンタがくれたよ(一千万)、December」

  • Fan Club Song

    Fan Club Song は友だちの「いいとこ探し」を歌詞にした曲です。
     Fan Club Song(歌付きバージョン)
     Fan Club Song(カラオケバージョン)
     Fan Club Song(スローバージョン)

    友だちや自分のいいところを見つけ出し、"You are very (clever:賢い)."というように、歌詞の中に入れて歌ってみましょう。
    "clean"(清潔、きれい好き)、"tidy"(几帳面)、"neat"(かっこいい、すてき)、"punctual"(几帳面、時間を守る)、"precise"(明確な、物事をはっきりという)、"hardworking"(勤勉な、努力家)など、人のいいところを表現するための表現を増やしてみましょう。

  • Number Song
    数字を学習するための「数え歌」が2曲収録されています。
     Number Song(歌付きバージョン)
     Number Song(カラオケバージョン)
     Number Song(スローバージョン)

    「Number Song」は、1から10までの数字を順番に数え上げていく歌です。ホワイトボードや黒板に書いた数字をランダムに消去し、消された数字の箇所は手拍子で代用するなど、チャレンジングなゲーム的な要素を盛り込むと効果的です。


  • Fifteen Bottles of Milk
    「15本のミルク」数え歌です。
     Fifteen Bottles of Milk(歌付きバージョン)
     Fifteen Bottles of Milk(カラオケバージョン)
     Fifteen Bottles of Milk(スローバージョン)

    「Fifteen Bottles of Milk」は、15からカウントダウンしながら数字を学んでいくチャレンジングな数え歌です。
    4、5人で小さな円になって座り、「カウンターか棚の上にある15本の牛乳瓶から1本を手にとって飲み干す動作をした後、隣の人にボトルをパスする動作をしながら」、歌を歌い続けます。カウントダウンを間違えた場合には、間違った人から、再び、15本からスタートします。リズムに乗ってくれば徐々にスピードアップしましょう。慣れてくれば100からスタートすることも可能です。


  • Four Seasons
    季節と色を学習するための歌が収録されています。
     Four Seasons(歌付きバージョン)
     Four Seasons(カラオケバージョン)
     Four Seasons(スローバージョン)

    Four Seasons は、 四季(春:spring、夏:summer、秋:autumn、冬:winter)と、気温の関係(春:spring:暖かい:warm、夏:summer:暑い:hot、秋:autumn:涼しい:cool、冬:winter:寒い:cold)を学習するための歌です。それぞれの季節や気温を体で表現しながら歌うと効果的です。

  • Color Song
    虹の色をはじめ、身の回りにあるカラフルな色を英語で表現してみましょう。
     Color Song(歌付きバージョン)
     Color Song(カラオケバージョン)
     Color Song(スローバージョン)

    「Color Song」は、レインボーカラー(赤橙黄緑青藍紫)のうち6色(red, orange, yellow, green, blue, purple)と白(white)の合計7色が使われています。それ以外の一般的な色として茶色(brown)、黒(black)、金(gold)、銀(silver)、ピンク(pink)などを加えて歌ってみましょう。
    教室内に色紙をちりばめ、歌をストップさせた時点で歌った色にタッチするなどのチャレンジを行うと効果的です。


  • If You Are Happy
    「幸せなら手をたたこう!」の英語版です。
     If You Are Happy(歌付きバージョン)
     If You Are Happy(カラオケバージョン)
     If You Are Happy(スローバージョン)

    “If You Are Happy” は、「手をたたく:clap your hands」、「足を踏み鳴らす:stomp your feet」、「キックする:kick your leg」などの動作をしながら歌いましょう。
  • 感情や気持ちや状態を表す語(happy:幸せ, angry:怒っている, sad:悲しい, tired:疲れている, sleepy:眠い, hungry:おなかが空いている, surprised:驚いた等)とさまざまな動作(wink at me:私にウインクする、turn around:一回転する、jump up high:飛び上がる、give a yawn:あくびをする等)とを組み合わせて歌ってみましょう。
  • “If you are XXX and you know it, then your face will surely show it.” の部分は、日本人には歌いきれないところです。メッセージを伝えるために必要な内容語(XXX, know, face, show)4つのみにストレス(強勢)をかければ、スムーズに歌うことができます。内容語以外の語(機能語)の音は圧縮されます。
  • “If You Are Happy” を歌うときに、前の動作を積み上げていくチャレンジングなバージョンにも挑戦してみましょう。 “If you are XXX and you know it, clap your hands, stomp our feet, kick your leg, turn around, jump up high.”
  • “If You Are Happy” を歌うときに、英語で体の部位名や関連した動作表現を合わせて学習すると効果的です(hands: clap, leg: kick, feet: stomp, head: turn, eyes: wink, knees: bend等)。

  • Stretch! Stretch!
    「体を伸ばして、ストレッチ!」
     Stretch! Stretch!(歌付きバージョン)
     Stretch! Stretch!(カラオケバージョン)
     Stretch! Stretch!(スローバージョン)

    “Stretch! Stretch!” は、 英語版準備体操です。 授業の始めや、活動と活動のtransition(転換)として、また、児童生徒が眠気を感じたり、注意力が散漫になってきた時の気分転換(a break, a change, refreshment, a change of air, a mental diversion)のツールとして最適です。 以下の、英語による指示例を参考に、オール・イングリッシュで児童生徒が活動できるようデザインしてみましょう。
  • 英語で指示を行う場合には、TPR(Total Physical Response:全身反応運動)理論に基づいた指導を行うと効果的です。すなわち、児童生徒に対する指示を、スモールステップに分解し、一つひとつのステップを一つのコマンド(指示)として与えます。その際、教員は、自分の体を使って指示内容を「音声」と「動作」として明確に演示することが大切です。同時に、児童生徒にも、目標となる動作を音声とともに再生させることが求められます。(例:Sand up!という指示に対しては、児童生徒が “Stand up!” という指示を発し(自らに命令し)、「立ち上がる」という動作と結びつけながら、与えられた指示を完結します。) 複雑な動作であっても、スモールステップに分け、教員は “Just copy me.”(私のやる通り、いう通りにしてください。)と言いながら、当該のステップを表す「音声」と「動作」を児童生徒の目の前で確実に演示します。 こうすることにより、 “Copy me!”「私のやる通り!」という指示が、「音声」と「動作」の模倣を意味する magic words となり、TPRの教育効果を高めることができます。
  • Now, everybody. Please stand up! Good! Carry/Move/Take your desks and chairs to the back/both sides/the front of the room. Good!(立って、机といすの移動:教室の後ろ、前、両サイド)
  • Now, please spread out! Keep a safe distance from each other. Make enough space so that you don’t bump into each other.(お互いがぶつかり合わないように十分なスペースの確保:両手を広げて回転させながら) (両手を前に突き出し、児童生徒に示しながら)
  • What are these? (Hands!) Yes. Hands. (両手を頭上で組みながら) Put your hands over your head and clasp them/Clasp your hands over your head. Like this. (背伸びしながら)
  • Now, reach high! Stretch! Stretch! Stretch! Higher and higher! (つま先立ちになって、つま先を指で指し示しながら) On your toes! (天井を指で指し示しながら) Can you touch the ceiling? Reach high! Higher! Stretch! Stretch! Stretch! Excellent! (つま先を指で示しながら)
  • What are these? (Toes!) Yes. Toes. (前屈し、つま先を指先で触りながら) Can you touch your toes? Bend your body forward and touch your toes. (膝を伸ばしながら) Can you touch your toes without bending your knees. Good! Ready? (両手で万歳をして) Reach high! (膝を伸ばしながら、前屈運動で) Touch your toes. Stretch! Stretch! Stretch! Good job! Your body become soft and flexible. (鼻を指で指し示しながら)
  • Now, what is this? (Nose!) Yes. Nose. (鼻を両手で挟んで、前に引き伸ばしながら) Touch your nose. Stretch! Stretch! And Stretch! Good! Your nose became longer. Ready? (両手で万歳をして) Reach high! (鼻を両手で挟んで、前に引き伸ばしながら) Touch your nose. Stretch! Stretch! And Stretch! Good job! (両耳を指で指し示しながら)
  • Now, what are these? (Ears!) Yes. Ears. (両耳を指でつまんで、外側へ引き伸ばしながら) Touch your ears. Stretch! Stretch! Stretch! Good! Your ears became larger. Ready? (両手で万歳をして) Reach high! Touch your ears. Stretch! Stretch! Stretch! Good job! (頭を指で指し示しながら)
  • Now, what is this? (Head!) Yes. Head. (両手で頭の両サイドを抱え、上に引き伸ばしながら) Touch your head. Stretch! Stretch! And Stretch! On your toes! Good! You became taller. Ready? (両手で万歳をして) Reach high! Touch your head. Stretch! Stretch! Stretch! Excellent!
  • Now, let’s sing and dance to the music! Are you ready? On my three./On my count. (三つ数えたら始めましょう!) Three! Two! One! Go! Reach high….. Good job! Now, please bring/take your desks and chairs back and be seated.

  • Book, Pen, Desk, Chair
    「本、ペン、机、いす」
     Book, Pen, Desk, Chair(歌付きバージョン)
     Book, Pen, Desk, Chair(カラオケバージョン)
     Book, Pen, Desk, Chair(スローバージョン)

    “Book, Pen, Desk, Chair” はペアーで行うコミュニケーション・ソングです。 このコミュニケーション・ソングの特色は、歌いながら、体で意味を示しながら、相手と自分の動作を完全にシンクロ(同期・一致)させることが求められることです。
  • パートナーと体を使って、book(本)、 pen(ペン)、 desk(机)、 chair(いす)を表現するためのジェスチャーを決定します。 “Book, pen, desk, chair.” で、パートナーとそれぞれの動きをシンクロさせながら歌を歌います。
  • パートナーの一人が “What’s this?”と歌いながら、4つのジェスチャーのうち一つを示します。もう一人がジェスチャーを確認し “It’s a xxx.” と答えます。正解の場合には親指を立て(Thumbs up!)、質問者と回答者が交替し、質問者は“What’s this?”と歌いながら、4つのジェスチャーのうち一つを示します。回答者はジェスチャーを確認し “It’s a xxx.” と答えます。正解の場合には同様に親指を立て(Thumbs up!)ます。 パートナーが間違った答えをした場合には、悲しそうな顔をしながら、親指を下に向ける「残念!」サイン(Thumbs down)を示します。質問者は、「残念!」サイン(Thumbs down)を示した直後に、別のジェスチャーを示しながら、“What’s this?”と相手が正解を出すまでQ&Aを繰り返します。
  • Q&Aが一往復したら、再び、“Book, pen, desk, chair.” と歌いながら、パートナーとそれぞれの動きをシンクロさせます。シンクロさせる際に、少しでも相手との動きがずれた場合には、そのフレーズの最初にもどり、やり直します。
  • 大切なことは、パートナーと動きをシンクロさせるための方法を見出すことです。 歌い終わったら、両手を広げて万歳のジェスチャをしながらパートナーと動きと声を一致させ “Finished!” と叫びましょう。この場合も、相手と少しでもずれた場合には、シンクロできるまで “Finished!” を繰り返します。 何度か練習をし、本番では歌い始めから歌い終わりまでの時間(秒数)を測定してみましょう。

  • What Time Is It?」
    「今、何時?}
     What Time Is It?(歌付きバージョン)
     What Time Is It?(カラオケバージョン)
     What Time Is It?(スローバージョン)

    “What Time Is It?” は、時間の表現を練習するためのコミュニケーション・ソングです。 ペアーの一人が「人間時計」となり、両腕で時間を示しながら、相手に対し “What time is it?” と問いかけます。
    問いかけられた児童は、人間時計が示す時間を確認し、正時の場合には、 “It’s XXX o’clock. XXX, XXX, XXX, XXX. XXX o’clock.” と時間を表す数字を4回連呼し、答えます。
  • 時計の長針(分針)と短針(時針)がわかるように、長針(分針)は「人差し指を伸ばす」、短針(時針)は、グー(拳)で示す等の工夫が必要です。また、人間時計が示す時間は、正時を基本としますが、慣れてきたら、5分単位(0時、5分、10分、・・・30分、・・・45分・・)で示すことにもチャレンジしてみましょう。
  • その場合には、時間の示し方を少し変え、“It’s XXX-YYY. XXX-YYY, XX-YYY. XXX-YYY.” (例:It’s eleven-fifty-five. Eleven-fifty-five. Eleven-fifty-five. Eleven-fifty-five. と時間を3回連呼し、返答しましょう。
  • 時間を表現するためには、0から60までの数字を正確に表現することが求められます。したがって、アナログ時計(人間時計)から数字に変換することが困難な児童生徒には、デジタル時計を用い、情報変換のプロセス(負担)を1ステップ減らす等の配慮が必要となります。

  • Who's She? Who's He?
    「彼女はだれ?彼はだれ?」
     Who's She? Who's He?(歌付きバージョン)
     Who's She? Who's He?(カラオケバージョン)
     Who's She? Who's He?(スローバージョン)

    “Who’s she? Who’s he?” は、他者(第三者)を紹介するコミュニケーション・ソングです。4,5人のグループで、質問者1名と返答者1名を決め、質問者が他のメンバーを指し示しながら、男女により “Who’s he/she?” と質問を投げかけ、返答者が、指し示されたメンバーを確認し、 “She’s/He’s my friend, XXX.” と紹介します。
  • 一人が終了すると、次のメンバーを指し示しながら、同様のコミュニケーション活動を行います。 慣れてくると、紹介された本人は一歩前に出て、 “Hello. I’m XXX. I’m YYY’s friend. Nice to meet you.” と言いながら質問者に手をさしのべます。質問者は、 “Hello, XXX. I’m AAA. I’m YYY’s friend. Nice to meet you, too.” といいながら、XXXと握手を交わします。
  • さらにチャレンジングなコミュニケーション活動として、質問者以外のメンバーが家族としての役割を演じ、質問者(友人)に家族を紹介するというコミュニケーション活動を展開することが可能です。その場合、 “He’s/She’s my friend.” の替わりに、 “father, mother, sister (older-, younger), brother (older, younger), grandmother, grandfather, uncle, aunt” 等、家族関係を示す語彙・表現を学習することが効果的です。

  • What Day Is Today?
    「今日は何曜日?」
     What Day Is Today?(歌付きバージョン)
     What Day Is Today?(カラオケバージョン)
     What Day Is Today?(スローバージョン)

    What day is today? は曜日を学習するためのペアーで行うコミュニケーション・ソングです。質問者が “What day, what day is today?” とカレンダーを示しながら質問します。
  • 回答者が、 “Monday. Monday. It’s Monday.” と同様にカレンダーを示しながら回答します。続いて質問者が、“What day, what day is today?” とカレンダーを示しながら質問します。回答者は、今回は、 “It’s my birthday!” とニコッとほほえみながら返事をします。
  • 慣れてくれば、その後に、質問者は “Happy birthday to you, XXX!” と相手の名前を呼びながら祝福してあげましょう。
  • 一つの曜日が終わったら、質問者と回答者が入れ替わり、次の曜日を用いて同様のコミュニケーション活動を行いましょう。実際のカレンダーを用いて各曜日を指し示しながら実施すると効果的です。

  • What Do You Like?
    「好きなものは何?」
     What Do You Like?(歌付きバージョン)
     What Do You Like?(カラオケバージョン)
     What Do You Like?(スローバージョン)

    “What do you like?” は、お互いの好みを質問・回答し合うコミュニケーション・ソングです。質問者が “What do you like? What do you like?” と質問し、回答者が “I like XXX.” とジェスチャで示しながら答えます。答え終わったら、質問者と回答者が交替しコミュニケーション活動を続けます。
  • 「食べ物(food)」、「科目名(subject names)・時間割表(class schedule)」、「動物(animals)・花(flowers)」、「スポーツ(sports)、趣味(hobbies)」等の様々なテーマを設定し、関連した語彙や表現を増やすようデザインすると効果的です。
  • さらに、チャレンジングな活動として、好きな「もの」から好きな「こと」を表現することができるよう、 “I like to study English.” “ I like to play soccer.” “I like to watch TV.” など日常の生活や行動を表現することも可能です。
  • また、4往復で終了するのではなく、相手が “I like XXX.” を言い尽きてしまった(言えなくなってしまった)段階で勝敗が決するというよりチャレンジングなルールを設けることも可能です。

  • We can spell/say/read/write/spell it!
    「ビンゴ」の替え歌で、授業のまとめや復習、学習内容の確認や定着を図る際に有効な歌です。
     We can spell/say/read/write/spell it!(歌付きバージョン)
     We can spell/say/read/write/spell it!(カラオケバージョン)
     We can spell/say/read/write/spell it!(スローバージョン)

    We can spell/say/read/write/spell it! は「ビンゴの歌」の替え歌です。授業の最後に学習した単語の復習や確認・定着を行ったりするのに最適な教材です。また、授業の初めに前時の授業内容を復習したり確認したりする場面でも簡単に用いることができます。軽快なビンゴの歌に合わせて学習した単語や短い表現を「ビンゴの歌」のリズムに合わせ歌うことで学習した内容を確認・定着させましょう。歌いだしは共通です。We've learned a lot in English class. 〔英語の授業でたくさんのことを学びました。) 練習する単語や語句は単語を構成する音節の数や発音の際にストレスが置かれる位置を意識しオリジナルの歌のリズムの中に埋め込んでみましょう。


  • This Is My Family
    家族紹介の歌です。
     This Is My Family(歌付きバージョン)
     This Is My Family(カラオケバージョン)
     This Is My Family(スローバージョン)

    This Is My Family は、家族紹介のコミュニケーション・ソングです。家族や友だちを紹介する人、紹介者の友だち、紹介される人(家族や友人)が必要です。3人以上のグループで役割を決めて歌ったり、先生対クラス全体で掛け合いをしながら練習してみましょう。 紹介する人は、紹介したい人を手で示しながら、This is .... と歌い出します。紹介者の友だちは手を差し出しながら、Nice to meet you. と挨拶をします。紹介された人は、Nice to meet you, too..... と歌いながら手を差し伸べしっかりと握手をします。

  • What did you do yesterday?
    「昨日は何をしたの?」
     What did you do yesterday?(歌付きバージョン)
     What did you do yesterday?(カラオケバージョン)
     What did you do yesterday?(スローバージョン)

    What did you do yesterday? は昨日の出来事をやり取りしながら、動詞の過去形を学ぶためのコミュニケーション・ソングです。歌を歌いながら動作を入れると効果的です。Oh, year! のところでは、二人でガッツポーズ(victory pose)をしてみましょう。また、ペアーで掛け合いをしながら、どちらがより多くのことを答えることができるかを競い合うといったよりチャレンジングな活動をすることも可能です。表現が長くなる場合には主語の "I" を削除して歌ってみましょう。(例)Played soccer with my friends.

  • What will you do tomorrow?
    「明日は何をする予定?」
    What will you do tomorrow?(歌付きバージョン)
    What will you do tomorrow?(カラオケバージョン)
    What will you do tomorrow?(スローバージョン)

    What will you do tomorrow? は明日の予定をやり取りしながら、助動詞 "will" を使った表現を学習するためのコミュニケーション・ソングです。

  • Whatcha gonna do today?
    「今日の予定は?」
     Whatcha gonna do today?(歌付きバージョン)
     Whatcha gonna do today?(カラオケバージョン)
     Whatcha gonna do today?(スローバージョン)

    Whatcha gonna do today? は今日の予定をやり取りしながら口語表現 ”are you going to" "am going to" を学習するためのコミュニケーション・ソングです。音声上のクールな響きを楽しみながら学習すると効果的です。この歌は、口語体による英語独特の音声の圧縮を体感するために最適な教材です。 “What are you …” が “Whacha” に、 “… going to…” が “… gonna …” に音声的に圧縮されることを体験的に学び取ることができます。そのためには、“Whacha” や “… gonna …” は、可視化(文字化)して理解させるのではなく、音声的に把握・理解することができるように工夫することが大切です。したがって、書き言葉としてのルールや表記方法は、本来の“What are you …” と、“… going to…” をしっかりと定着させることが必要となります。

  • What's everyone doing now?
    「みんな何をやっているの?」
    What's everyone doing now?(歌付きバージョン)
    What's everyone doing now?(カラオケバージョン)
    What's everyone doing now?(スローバージョン)

    What's everyone doing now? は動作を学習するためのコミュニケーション・ソングです。この教材は特に、日常的に用いられる動作動詞を、感覚運動学習(sensory-motor learning)の手法を用い、理解・定着させることが目的です。特に、グループ対抗のジェスチャー・ゲームとして活用すると効果的です。
  • (例)グループ内で一人が回答者となり、他のメンバーがジェスチャーをします。回答者は答えを推測し、"Are you -----ing?" とグループ全体に問いかけます。グループメンバーは、正解していれば、"Yes. We are -----ing!" と答えます。回答が間違っていた場合には、"No/Sorry. We are not -----ing." と答え、正解が出るまで工夫しながらジェスチャーを行います。 教室の中では、回答者がスクリーンを背にして(スクリーンが見えないように)、他のメンバーはスクリーンを正面にして(スクリーンが見えるように)立ちます。全員で、 “What’s everyone doing now?” と歌いながら、オリジナルのダンスをしましょう。最初のフレーズを歌い踊り終わったタイミングで、プロジェクタで動作を表す映像をスクリーンに投影します。回答者以外のメンバーは、スクリーン上の映像を確認し、それぞれが回答者に対しヒントとなるジェスチャーを示します。回答者はジェスチャーをヒントに類推し、全員に対し、 “Are you -----ing?” または、特定のジェスチャーをした個人の名前を呼びながら、 “XXX. Are you -----ing?” と問いかけます。回答者の答えが正しい場合には、全員または呼びかけられた特定の個人が “Thumbs up” のジェスチャーを示しながら “Yes. We are -----ing!” または、 “Yes. I am -----ing!” と返事をし、回答者とハイファイブをしながら、次の回答者と入れ替わります。 “What’s everyone doing now?” と歌うところでは、グループ毎にオリジナルのシークレット・ダンスなどを工夫したり、速さと正確さを競い合うゲームとして実施したりするとより効果的です。
  • また、さらにチャレンジングにするためには、動作を表す動詞表現を “I’m sleeping. I’m eating. I’m running.” といった単純なものから、 “I’m washing dishes. I’m watching TV. I’m sitting on a bench. We are dating. I’m playing soccer in the park.” のような付帯状況(シチュエーション)を伴う課題を課すなどの工夫が求められます。

  • BINGO
    「ビンゴ」の歌です。
     BINGO(歌付きバージョン)
     BINGO(カラオケバージョン)
     BINGO(スローバージョン)
    BINGO はアルファベットを定着させ、友だちや家族や自分の名前を正確にスペルアウトすることができるよう練習するための歌です。歌詞の中にある "farmer", "a dog", "BINGO" の部分は、それぞれ、憧れの職業、好きな動物、自分や友人の名前等にそれぞれ置き換えて、オリジナルの歌詞を作詞して歌ってみると効果的です。オリジナルの歌では、歌を繰り返し歌いながら、2巡目から最初の文字の部分を1拍手(clap)で置き換えていきます。したがって、BINGO の場合には、5拍手になるまで6巡繰り返します。最後はすべて拍手のみになってしまいます。
  • また、各フレーズの最後の部分の “…his/her name-o” のところでは、右手を上に突き上げ(Punch the air. Strike a victory pose. ガッツポーズで)元気な声で “Oh!” と歌いきってみましょう。
  • オリジナルの歌詞を作るために、お互いに、 “What’s your name? How do you spell your name? Can you write it for me? Can you write it down?” “What do you want to be when you grow up?” “What is your favorite animal?” 等のインタビューをし、必要な項目をインタビューシートに記入したりすると効果的です。 特に、実際に歌う前に、用いる単語や表現を何度もお互いにアルファベットでスペルアウトの練習をすることが大切です。 BINGO の文字数は5文字ですから、オリジナルのリズムはタン・タン・タ・タ・タ・(休)と4拍子で構成されています。そこで、5文字以外の単語を4拍子のリズム内に収めるための音声上の工夫が大切になります。基本的には5文字を超える場合には音を圧縮(contract, squeeze)し縮め、5文字より少ない場合には、音を引き延ばす(expand)ことが求められます。 この時、カードに必要な単語を書き記し、アルファベットで書かれたそれぞれの単語を見ることでスペルを確認しながら、また、軽快に体を使いビートをきざみながら歌うと効果的です。

  • Twinkle Twinkle Little Star
    「きらきら星の歌」で「ABCの歌」でも用いられている曲です。
     Twinkle Twinkle Little Star(歌付きバージョン)
     Twinkle Twinkle Little Star(カラオケバージョン)
     Twinkle Twinkle Little Star(スローバージョン)

    Twinkle Twinkle Little Star は、長く歌い継がれている「きらきら星」の歌です。 すでに、「アルファベットの歌」で何度も口ずさんだ同様のメロディーを用います。 歌詞をすべて覚えたり、歌ったりすることが目的ではありません。最もなじみ深いⅠ番目の歌詞のみを取り扱うだけでも十分です。 なお、歌詞そのものをストーリー・テリングの題材として用いることも効果的です。 特に、歌詞の最後が韻を踏んでいる(rhyming)ことを音声的に確認したりするとさらに学習効果が高まります。
  • (例:star-are, high-sky, gone-upon, light-night, dark-spark, go-so, keep-peep, eye-sky, spark-dark, are-star)
  • Twinkle, twinkle, little star. 「(夜空に)輝く小さな星よ」
  • How I wonder what you are! 「あなたは、いったい何者なのですか?」
  • Up above the world so high. 「そんなに高いところにいて」
  • Like a diamond in the sky. 「空に輝くダイヤモンドのように」
  • Twinkle, twinkle, little star. 「(夜空に)輝く小さな星よ」
  • How I wonder what you are! 「あなたは、いったい何者なのですか?」
  • When the blazing sun is gone 「まぶしい太陽が沈み」
  • When he nothing shines upon 「太陽の光が何も照らさなくなった時」
  • Then you show your little light 「あなたの小さな明かりが輝き始める」
  • Twinkle, twinkle, all the night 「きらきらと一晩中」
  • Then the traveler in the dark 「夜道を歩く旅人が」
  • Thank you for your tiny spark 「あなたの小さな明かりに感謝をする」
  • He could not see which way to go 「真っ暗闇の中、進む方向がわからなかったから」
  • If you did not twinkle so 「あなたがきらきらと輝かなかったならば」
  • In the dark blue sky you keep 「あなたがいる紺碧の空に」
  • And often through my curtains peep 「カーテン越しにしばしば覗き込む」
  • For you never shut your eye 「あなたは決して眠らないから」
  • Till the sun is in the sky 「太陽が輝きはじめるまでは」
  • As your bright and tiny spark 「あなたのキラキラ輝く小さな明かりのように」
  • Lights the traveler in the dark 「暗闇の中の旅人を照らす」
  • Though I know not what you are 「あなたが何者かわからないけれど」
  • Twinkle, twinkle, little star 「夜空に輝くキラキラ星よ」

  • She’ll Be Coming Round the Mountain
    「あの子が山にやってくる」
     She’ll Be Coming Round the Mountain(歌付きバージョン)
     She’ll Be Coming Round the Mountain(カラオケバージョン)
     She’ll Be Coming Round the Mountain(スローバージョン)

    She’ll Be Coming Round the Mountain この歌の題名は「あの子が山にやってくる」です。もともとは古くから教会で歌われていた “When the Chariot Comes”「馬車がやってくる」という聖歌が元歌だと言われています。今日では、フォークソングとして、ボーイスカウトやガールスカウト等の活動で歌い継がれています。
  • She’ll be coming round the mountain when she comes. あの子が山にやってくる
  • She'll be driving six white horses when she comes. あの子は6頭立ての白馬にひかれた馬車でやってくる
  • Oh, we'll all go out to greet her when she comes. さあ、あの子を迎えに出かけよう。
  • 曲に合わせて歌う時には、音を圧縮しながら歌うところが3か所あります。 “coming round the mountain” “driving six white horses” “go out to greet her” 何度も軽快に、同じリズムを刻みながら練習しましょう。

  • This Old Man
    マザーグースの数え歌です。
      This Old Man(歌付きバージョン)
      This Old Man(カラオケバージョン)
      This Old Man(スローバージョン)

    This Old Man マザーグースの数え歌で、数字の1から10まで、軽快にライミング(韻:一般的には語呂合わせと呼ばれるもの)が踏まれています。歌詞の内容には明確な意味がありませんが、音(ライミング)の面白さを感じながら歌ってみましょう。 1から10までの数字と、それぞれにライミングにより対応した(語呂合わせの)単語の部分だけを変えて歌います。それ以外の歌詞は同じものを繰り返し歌います。
  • One – thumb (親指) Two – shoe (靴) Three – knee (膝) Four – door (ドア) Five – hive (ミツバチの巣・巣箱) Six – sticks (杖) Seven – oven (オーブン・かまど) Eight – gate (門) Nine – spine (背骨・背中) Ten – pen (ペン)
  • This old man, he played one (two, three, four, five, six, seven, eight, nine, ten)
  • He played knick-knack on my thumb (shoe, knee, door, hive, sticks, oven, gate, spine, pen)
  • With a knick-knack paddy whack, Give a dog a bone
  • This old man came rolling home
  • おじいさん。数字の1、2、・・・10。 親指に、靴に、膝に、ドアに、巣箱に、杖に、かまどに、門に、背中に、ペンにコツン。 コンコンピシャリ。 犬に骨。 おじいさんは、ふらふら家に帰った。

  • Here We Go Round the Mulberry Bush
    マザーグースの童謡です。「桑の木の周りを回ろう」
     Here We Go Round the Mulberry Bush(歌付きバージョン)
     Here We Go Round the Mulberry Bush(カラオケバージョン)
     Here We Go Round the Mulberry Bush(スローバージョン)

    Here We Go Round the Mulberry Bush 桑(クワ)の木の周りを回ろう マザーグース・子供向けの英語の歌 “Here We Go Round the Mulberry Bush” は古くからイギリスに伝わるマザーグースの一つで、子供の遊び歌として親しまれています。 本教材で取り上げている歌詞は、早起きをして月曜日から日曜日までの家事や仕事をせっせとこなす様子が歌い上げられています。7つの家事に関わる動詞を中心に、それぞれの家事の動作をイメージしながら歌ってみましょう。
  • Here we go round the mulberry bush. The mulberry bush, the mulberry bush. Here we go round the mulberry bush. So early in the morning. 桑の木の周りを回ろう。 桑の木の周りを、桑の木の周りを。 桑の木の周りを回ろう。 朝早くから。
  • This is the way we wash our clothes. こうやって洗濯するのさ。
  • This is the way we iron our clothes. こうやってアイロンをかけるのさ。
  • This is the way we mend our clothes. こうやって服を修繕するのさ。
  • This is the way we sweep the floor. こうやって床を掃くのさ。
  • This is the way we scrub the floor. こうやって床を磨くのさ。
  • This is the way we bake our bread. こうやってパンを焼くのさ。
  • This is the way we go to church. こうやって教会へ行くのさ。
  • So early Monday, Tuesday, Wednesday,Thursday, Friday. Saturday, Sunday morning. 月曜、火曜、水曜、木曜、金曜、土曜、日曜の朝早く。

  • Old McDonald Had a Farm
      Old MacDonald Had a Farm(歌付きバージョン)
      Old MacDonald Had a Farm(カラオケバージョン)
      Old MacDonald Had a Farm(スローバージョン)
      Old MacDonald Had a Farm(ロングバージョン)


    Old MacDonald Had a Farm マクドナルドじいさんの農場 いろいろな動物と動物の鳴き声が登場する “Old MacDonald Had a Farm” は、日本語と英語での動物の鳴き声の表現を比較するのにとても良い教材となります。 擬声語(onomatopoeia)は、擬音語ともいい、自然界の音を各言語の音声体系に沿って、まねて表した語です。世界の様々な言語で使われている擬声語について調べてみると、たくさんの発見があり、とても興味深いことです。 本教材で取り上げられている動物と動物の鳴き声は以下のとおりです。
  • Chick – “chick”「ピヨピヨ」
  • Duck – “quack” 「ガッガッ」
  • Turkey – “gobble”「ゴロゴロ」
  • Pig – “oink” 「ブーブー」」
  • Cow – “moo”「モーモー」
  • Dog – “bow-wow”「ワンワン」
  • Horse – “neigh”「ヒヒーン」
  • Geese – “honk”「ギーギー」
  • Donkey – “hee-haw" 「ヒーホー」
  • また、場所を表す here/there/everywhere などの語をイメージしながら歌うと、より効果的です。
  • 本教材では、歌い方のバリエーションとして、1番毎に1匹ずつ動物の泣き声が増えていくタイプのものも収録しています。
  • Old MacDonald had a farm, E-I-E-I-O 「マクドナルドじいさんの農場で、イー・アイ・イー・アイ・オー。」
  • And on this farm he had some chicks, E-I-E-I-O 「農場にはヒヨコがいたよ、イー・アイ・イー・アイ・オー。」
  • With a chick, chick here, and a chick, chick there. 「こっちでピヨピヨ、そっちでピヨピヨ。」
  • Here a chick, there a chick, everywhere a chick, chick. 「こっちでピヨ、そっちでピヨ、あちこちピヨピヨ。」
  • Old MacDonald had a farm, E-I-E-I-O 「マクドナルドじいさんの農場で、イー・アイ・イー・アイ・オー。」

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